浴 他の恵み
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良い氣が流れている
なぜ神社はその場所にあるのか?
それは、そこに良い氣が流れているから。
山からの氣、海からの氣、空からの氣、大地の氣、
そして聖なる神様の氣 - 御神氣。
目には見えないけれど、私たちの体にも氣が流れている(十二の経脈・十五の絡脈)。 しかし日々の生活でその流れが徐々に滞ってしまう。
でも大丈夫。神林浴で全身に氣を浴びると、全身で氣の流れを感じると、 体と、心に、再び“元”のように“氣”が流れ始める - “元氣”になる。
・・その際、より効果が高くなる方法を1つ。
それは、下腹部の氣海・丹田(へその下)に意識を集め、氣海・丹田こそが自分自身、 我が身の中心であると観想する。これを繰り返し行い、氣を充たす。
すなわち、陽の氣を下げて下腹部に集めることで(陰の氣は上に上がる)、 陰陽のバランスを取る(上虚下実・頭寒足熱)。 -
癒しの自然音に包まれる
風にそよぐ木々のざわめき、鳥たちのさえずり、
蛙や虫・蝉や鹿の鳴き声、雨の雫が垂れる音、
時にシーンとした静けさ休符、、
自然のオーケストラが奏でる曲は、
神様が指揮する神林交響曲。
CDや音楽配信で聴く音楽もそれはそれですばらしい。
でも、デジタル音(人工音)と違い、自然音には無数の「倍音」が含まれている。 ― 倍音とは、元の音(周波数)に対し、1倍、2倍、3倍とその何倍も高い音のこと。 人の可聴域を超えた音も含まれる。
ところで、人の細胞もそれぞれ固有の周波数で振動し(細胞波動)、すなわち 音を発し、音楽を奏でてハーモニー(調和)を成している - 音響細胞学。 病気になるとこの調和が乱れる。
神林に包まれるとき、全身の細胞が自然音の響きに「共鳴」する。 これにより細胞波動が正常化し(ガン細胞が発する音も正常な音に近づいていく)、 生命活動も活発になる、すなわち血流が改善し、免疫力・自然治癒力も高まる。 何より、脳が癒され(脳波がアルファ波に)深いリラックスがもたらされる。 -
ゆらぎが心地いい
「ゆらぎ」とは、平均値からズレて不規則に変動する - ゆらいでいること。
ゆらぎには、全く予測不能な不規則に変動するもの(白色ゆらぎ)から 規則性が高いもの(1/f2乗ゆらぎ)まであるが、 自然には、その中間の性質(予測できそうでできない不規則さ)を 持つゆらぎ「1/fゆらぎ」があふれている。(fは周波数でその逆数が1/f)
実は、私たちの心臓の鼓動も、神経細胞が発する電気信号にも、 生体リズムの全てに「1/fゆらぎ」がある。
心地いいと感じる音楽にも「1/fゆらぎ」がある。
"神"林浴で浴びる自然のゆらぎは、
ストレスホルモンの生成を抑制し、
血圧を下げ、自律"神"経を整えてくれる。 -
ひらめきが生まれる
自然の中で、ぼ~っとすることができる。
これは、実は、考えに行き詰まったときにとても有効。
認知神経学の分野で、DMN:デフォルト・モード・ネットワーク(Default Mode Network) という、何も考えずにぼ~っとしているときに活性化する脳領域(神経回路)が発見された (外的な処理を行っている時は活動が低下し、内的な処理を行っている時には活動が増加 する脳神経ネットワーク)。
DMNが活性化すると、血流が増加し、脳の各領域が連携して活動し始める。
これにより、これまでに蓄積された知識情報や思考内容が無意識下で統合されて、 (悩みを解消したり問題を解決するための)新しいアイデアやひらめきが生まれる。 -
新鮮な空気(酸素)が豊富
私たちの身の周りは、
化学物質の塗料や香料、排気ガスなど、
吸うと体内で活性酸素を発生させる
種々な有害物質に囲まれている。
時に意識して、森林の中に身を置いてみよう。
森林の樹木は、光合成によって
大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を発生させる。
ゆったりと深呼吸し、
全身に酸素を取り込めば、
細胞は活性化し、新陳代謝も促進される -
ダイエット・メタボ解消にもつながる。
なにより、
新鮮な空気を吸って
気分も爽快リフレッシュ。 -
ウォーキングで全身運動
参道(お宮の坂)や山道をゆっくり歩く
- 神林浴ウォーキングで全身運動。
体全体を動かすことで、全身の血流量が増し、酸素も行き渡る。 筋肉トレーニング(有酸素運動)、ストレッチにもなり、 中性脂肪の減少や血圧・血糖値にも良い影響を与える。 (広い境内で体操できます)
現代社会、いつも頭(脳)はフル稼働させているのに、 体を動かす機会はますます減ってきている。
心と体は別ものではない、一つに繋がり連動している。 体の動きが心をつくる-身体心理学という分野もある。
"気分が落ち込んでいるから運動しない" ではなく、 "運動しないから気分が落ち込む"。
"やる気が出ないからそれをしない" ではなく、 "それをしないからやる気が出ない"。
実際に体を動かすことで、気分も良くなり、やる気も出る。 体の健康は、心の健康。 -
生きたカラーセラピー
色は、私たちの感情や心に大きな影響を与える
― 色彩心理学(色彩論)。
木々の緑、新緑の萌黄色、青空に浮かぶ白い雲、
朝日にきらめく黄金色、水滴プリズムの七色の虹、
夕日の赤オレンジに、照らされる雲の薄ピンク色、
雨の透明色に、空を覆う暗い灰色、土色の地面、
落ち葉の茶色、光鮮やかな紅葉や銀杏、
雪や氷の銀白色。
梅、桜、紫陽花、つつじ、椿、水仙、
足元のタンポポや小さな草の花色まで。
リラックスしたいとき、元気をもらいたいとき、 神林の自然には、あなたにとっての癒しの色が溢れてる。
しかもこの色は、静止した固定された色ではない。
季節により時間により、刻々と変化する、 その時その場所でしか体感できない「生きている色」。
生きた色は潜在意識の深いところまで働きかける。
自律神経を整え、ホルモンバランスを整え(若返り)、 心から発する色のオーラも更にあなたを魅力的にする。
実は、目だけでなく、皮膚でも色(光)を感じている。
皮膚を通して、体も直接、癒されている。
まさに、自然の色は、心と体に癒しをもたらす。 -
フィトンチッドの抗ウイルス効果
森林の樹木は、
有害な昆虫や微生物・細菌等から自身を守るために、
フィトンチッド(phytoncide)と呼ばれる芳香成分(防虫・殺菌・防腐力をもつ揮発性物質) を放出する。
これにより森林の空気が浄化される。
例えば、ヒノキ(檜)から抽出されるヒノキチオールや、
クスノキ(樟)から抽出される樟脳(しょうのう)は、
リラックス効果がある癒しのアロマオイルとしても用いられるが、これらには、 ウイルスに対する抗ウイルス(ウイルス抑制)効果があることも研究機関で確認されている。
・・これらの効果も驚きだけど、実は私たちが理解しているのはほんの一部分で、 自然の本当の凄さはまだまだ隠されているのでしょう。。